江上定子

<プロフィール>

高校生の時に演劇部に入る。

演劇なんて少しも興味はなかったけれどきっとそれは運命の出会いだったのだと思う。

それからずっと演劇に助けられている。

演劇があったから今の自分がいると思っているので

演劇に救われる人が一人でも増えてくれたら…と願っている。

映画のことは実は良くわかっていない。

<コメント>

子育てと言うのはとてもリアルな環境で逃げ出すことも投げ出すことも出来ず日々命と向き合い責任を負い変化(成長)に対峙しなければならないなかなかに過酷な現場です。それでも天使のような一瞬を知っているからこそお母さんは頑張れるのだと思います。

 

母親偏差値が有るなら私は底辺の人間だと思います。

母性は学んだり訓練で身に付くものではありません。

親鳥が雛にせっせとエサを運ぶようにそれは本能なのです。

 

ただただ命が尽きないようにエサを運び敵から護り続ける。

雛が巣だつその日まで…。

そのくらいシンプルな親子関係なら世の中のお母さんたちはもっと気楽かも知れません。

 

ただ人間は私が思うより随分と面倒な生き物のようです。



早川綾子

<プロフィール>

静岡県出身。中学時代、友人らとカセットテープに朗読やラジオごっこを録音していたことから演技に興味を持つ。

20歳でタレント事務所へ入所し6年在籍したのち、フリーとして現在まで活動中。

<コメント>

クラゲクラブさんとは今作が初めましてでした。それにも関わらず、自分にあてて『物語』を作って頂いたこと。そしてそれが『作品』として形に残ること。大変光栄に思います。

何が事実で何が真実なのか。

彼女の目には、いつも何がどう映っていたんでしょうね。



三浦菜月

<プロフィール>

高校卒業後 お芝居を始める

<コメント>

私は感じるままにお芝居しました。

皆様の感じるままに観て下さると嬉しいです。



酒井稔

<プロフィール>

一級建築士 酒井設計事務所主宰

今まで国内や海外に、住宅、店舗、茶室、教会、山小屋、ヤギ小屋、、、いろいろな建築を、コツコツとつくってきました。そんなある日、ひょんなことから「地歌舞伎」を演じたのをきっかけに、映画や演劇の魅力に引き込まれてしまいました。監督のおかげで未知なる映画制作の現場に飛び込み浮遊しています。この経験を生かして、私もいつか小さな映画を作ってみたいと思っています。

<コメント>

今回の映画の配役は現実の自分と近い設定でしたが、自分とは違う人生を生きる男を演じるというのは、本当に難しいと思いました。

しかし、映画を観る体験と、映画を演じる体験との、両方を経験できて幸せです。

今回は、私の所有する岐阜の小さな里山竹林を、この映画ロケに使って頂いたことも楽しい思い出になりました。



梶藤奨
<プロフィール>

演奏家 / 愛知県出身 

10代からドラムを始め、以降様々なバンドのライブやレコーディングに参加。

2014年に自身のバンド「ナトリネ」脱退後、現在活動中の「26時」立ち上げに参加。

 

ドラマーとしてバンド活動をしながら、映像作品への楽曲提供や、

シンセサイザーやサンプラー等を舞台作品で生演奏するなど、幅広い音楽活動を行っている。

 

<コメント>

今回初めて役者として声をかけて頂き、右も左も分らず戸惑いながらも、他の役者さんやスタッフさん達に

助けられながら、なんとか「峰岸」をこなせました。物語と共に峰岸のクソ野郎っぷりも楽しんでください。

 

色んな家族の形がありますが、人間である以上各々が大なり小なり秘密を抱えて生活してるもんですよね。

それを垣間見たときの疑念や不安をギュッと濃縮した作品になってると思います。存分に灰色の人間模様に翻弄されてください。



あさぎりまとい

<プロフィール>

名古屋を拠点に活動する俳優・歌手。

通る声と、透明感と存在感を両立させる佇まいが特徴。

声の使い分け得意とするためか、舞台上で演じ分けの必要のある役が多くオファーされている気がする。

 

<コメント>

家族って、なんでしょうか?

Wikipediaには、『夫婦と血縁関係のある人々で、ひとつのまとまりを形成した集団』『人間関係等々を基礎とした小規模な共同体』とありました。

作中には劇団が出てきますが、劇団もひとつの家族のようなものですよね。

あなたは何色の家族ですか?



織田佳祐

<プロフィール>

1993年5月22日生まれ。O型。

2017年4月、会社という設定を貫くコンセプト劇団である劇団わに社の公演にて名古屋演劇界デビュー。その出演がキッカケとなり、同年6月に劇団わに社入社。2018年6月には劇団←甘さ控えめ。に掛け持ちで所属。舞台に多数出演中。偶にナレーションも。

<コメント>

普段行っている舞台演劇とはひと味もふた味も違う映画の世界。

このコロナ禍で舞台演劇も映像配信などを行う様になりましたが、それともまた違う。

舞台でしか表現出来ないものがある様に、映画でしか表現出来ないものも沢山あると知りました。

この作品でそんな映画の魅力が沢山皆様に伝われば良いなと思います。



大塚美紀子

<プロフィール>

1986年生まれ。岐阜県出身。2005年名古屋芸術大学演劇部にて演劇を始める。その時に出会った愛知県の劇団へ、卒業後の09年『ここの作家さんの本で芝居せずに死んだら私はきっと後悔する』と思い入団。年間1~3本程度の出演の他、宣伝美術を請け負うようになる。12年KURAGE CLUB作品にて初の映像作品に出演。『RINGING(12)』『オオカミ少女の憂鬱(14)』にて主演、その後の作品にもチラっといたりする。16年福岡県の会社へ就職した事により一旦芝居からは離れシェアハウスでの生活を送った。


<コメント>

有馬監督の映画は今作で5作目の出演となります。毎作、映像も音響もパワーアップしており、今作はなんと5.1chサラウンドでの上映です!今までとは違った没入体験をして頂けるのではと楽しみです!仄暗い過去を抱えた人々の行動が予想を裏切り、描かれていない所にこそ心惹かれ想像をめぐらせる…どのキャラクターに感情移入するかでも楽しみが違う作品ではないかと思います。映像作品には演技の先に編集があり、最終的にはそこで作品が形作られます。完成作品を見る時は私もあなたと同じ視聴者です。あなたと一緒に心動かせていきたいです。



古井慎也

<プロフィール>

佐藤小夜子DANCE LABORATORYで存在感のあるダンスを踊る一方、KURAGE CLUB作品には今回で7作連続出演。KURAGE CLUBにとって無くてはならないという程ではないが、いた方が良い的存在。と言えなくもない。

<コメント>

「松田良平」という名前の地味な探偵ですが、彼のセリフがこの作品をより楽しむためのヒントになっています。松田探偵の言葉を深読みしながら、この作品を見て頂けたらなと思います。